トートバッグコラム

クリーニングのお持ち帰り袋に!オリジナル不織布バッグを作ろう!

クリーニングのお持ち帰り袋に!オリジナル不織布バッグを作ろう!

クリーニング店に不織布バッグがおススメです

寒い冬も終わり、すっかり暖かくなりましたね。
冬の間活躍したコートやセーター、普段よく着るスーツなど衣替えはお済みですか?
衣替えといえば、クリーニング。
来年また気持ちよく着るために冬物はクリーニングに出して、キレイにしてからしまいましょう。
とはいえ、コートなどの冬物は生地も厚くかさばるのでクリーニングに持っていくのも大変だな、と感じている方も多いのではないでしょうか。

 

ということで、クリーニング店の皆様!
お店のオリジナル不織布バッグを作ってみてはいかがでしょうか?
不織布バッグは折りたたんでもかさばらず、繰り返し使用するのに向いているので、何度もクリーニングを出されるお客様に大変重宝されます!
実は筆者もスーパーに行くときの買い物袋や、保育園で使う子供の着替えや布団カバーを持ち歩くのに、不織布バッグを愛用しています。いろいろなシーンで使いやすい便利な素材です。
店舗もそのバッグも長く使っていただきたい場合のオリジナルバッグとして不織布バッグは最適です!
今回のコラムでは、レレカでおススメのオリジナル不織布バッグをご紹介します。

目次

気軽に作れる!セミオーダータイプ

小ロットで作りたい、早く欲しい!という方にはセミオーダータイプがおススメです。
既に出来上がった袋に、オリジナルの印刷を入れるので小ロット、短納期でお届けできます。
商品にもよりますが、最小ロットは50枚~、納期も約2~3週間です。

 

クリーニング店さんにおススメのサイズはこちら

商品名シンプル不織布トートバッグ  特大
サイズ約:W600mm( 開口部:730mm ) × H440mm × D130mm
カラー展開黒、白、紺、ベージュ、ダークブラウン

こちらの商品、袋の幅が600mm、開口部は730mmと大きいのが特徴です。
クリーニング店さんでおなじみ、ハンガー仕上げの商品も入れやすいのではないでしょうか。
カラー展開は黒、白、紺、ベージュ、ダークブラウンとベーシックな5色展開。
ベーシックな色味なので大きいサイズでも使ってもらいやすそうですね。

 

コインランドリーをご利用のお客様におススメの不織布バッグはこちら

商品名カジュアル不織布トートバッグ 特大
サイズ約:W500mm( 開口部:680mm ) × H500mm × D180mm
カラー展開黒、白、紺、ベージュ、ダークブラウン、ライトピンク、オレンジ、赤、マスカットグリーン、イエロー、ピンク
ブルー、ダークグレー

船底タイプで容量も大きく、衣類がたくさん入りますよ。肩掛けできるタイプなので持ち運びにも便利です。
カラー展開は全13色からお選びいただけます。
最近コインランドリーを併設しているクリーニング店さんも増えてきましたよね。
コインランドリーをご利用のお客様は、洋服を畳まずに押し込んで持ち帰られることの方が多いので、マチが180mmもあるこちらの不織布がおススメです。
あらかじめホックがついているので、中身を隠せるのもうれしいですね。
※ホックの色は生地色により異なります。

こだわって作りたい!フルオーダータイプ

サイズ、生地色にこだわって作りたい、全面印刷をしてみたい、伝票を入れるためのポケットをつけたい、などご希望の多い方にはフルオーダータイプがおススメです。

これから初夏にかけて、増えてくる布団のクリーニング。
布団や毛布が入るサイズ、となるとやっぱりフルオーダーがおススメです。
レレカでは過去に布団を入れる不織布バッグを作った実績もございますので、ぜひご相談ください。
サイズ、生地色、ホックやファスナー、ポケットの有無など、担当オペレーターが詳しくご希望をお伺いします。

フルオーダーで不織布バッグを作るときはサイズだけでなく、ハンドル(持ち手部分)の幅や長さなど詳しくお伺いいたします。
「どう指定したらいいのかさっぱりわからない」というときもご安心ください。
「肩掛けできるような長さにしたい」「ハンドルは既製品と同じくらいの幅でよい」「91×55mmの会員カードが入るサイズの透明なポケットを袋の外側につけたい」などわかる範囲で構いませんので、ご希望をお聞かせいただければ幸いです。

クリーニング店さんの不織布におススメのデザイン

せっかくのオリジナル不織布バッグ、作るならどんなデザインにしよう?と悩んでしまいますよね。
おススメは店名をシンプルに袋の中央、もしくは中央より少し上に入れるデザインです。
不織布バッグを使うたびに店名やロゴを目にすれば、お店のアピールにつながります。
お店のロゴデータがあればぜひ使いましょう!
ロゴのデータが見つからない!というときはこちらのコラムを参考に探してみてください。
参考:入稿データが見つからないときに!使用可能なロゴデータの探し方

 

ロゴのデータも持っていないし、入稿データも作れない……という方にレレカでは、店名の文字打ちサービス(別途費用)も行っております。
担当オペレーターまでお気軽にご相談くださいね。

 

今回ご紹介したバッグもそうですが、クリーニング店で利用される不織布バッグは基本的にサイズが大きいので、どのくらいの大きさで店名を入れればいいのか悩みませんか?
普段なかなか目にしないサイズなので、感覚が掴みづらいかと思います。
不織布バッグはデザインのサイズによって、印刷料金が変わります。

右は一番小さな100×150mm以内で、左は300×420mm以内のデザインサイズでデータを配置したものです。
このようにデザインをどれくらいの大きさでいれるかによって、不織布バッグのイメージはがらりと変わります。

先ほどご紹介した、シンプル不織布トートバッグ特大のサイズを元に、よくご依頼いただくデザインサイズの比較画像を作成しました。
生地の色は濃い目のものを選ぶと中身が透けにくくてより安心です。

こちらの画像を参考に、ご予算やデザインのご希望の兼ね合いでデザインサイズを決めていただければと思います。
「予算を少しでもおさえたい!」という方は一番小さな100×150mmサイズに、「ロゴを大きく入れてインパクトを出したい!目立たせたい!」という方は300×420mmサイズなど大きなサイズをお選びください。
もちろん、どんなサイズでデザインを入れるかのご相談や、イメージ図の作成も承っております。

 

ご自身でデータを作成される方は、レレカからお送りするテンプレートの赤い枠内に、ご希望のデザインサイズでデータをご作成ください。
各サイズのお見積りはレレカオペレーターまでお問い合わせください。
また、不織布バッグはほとんどがシルクスクリーン印刷のため、濃淡のあるデータは印刷できません。
濃淡のあるデータを印刷されたい場合は、熱転写など別の印刷方法に変更いたしますので、印刷料金が変わります。
データ作成の際はお気を付けくださいませ。
詳しくは不織布のデータ入稿についてのページをご確認ください。

レジ袋有料化はいつから?クリーニング店の持ち帰り袋は?

2020年7月1日より全国でプラスチック製レジ袋の有料化がスタートします。
資源制約、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などの問題に対して、プラスチックの過剰な使用を抑制するために始められたものです。
前倒しで始められているお店も見かけるようになってきましたね。
対象者は小売業を営む全ての事業者ですが、一定の条件を満たせばレジ袋有料化の対象外となる場合もあります。

 

お客様へ仕上がったクリーニング品を、大きな袋にまとめて入れてお渡ししているお店も多いですよね。その袋、プラスチック製のものを使われているお店がほとんどだと思います。
ということは、クリーニング店のお渡し袋も有料になるのでしょうか?

 

実はクリーニング店で持ち帰りのためにお渡しする袋は、有料化の対象外なんです。ご存知でしたか?

有料化の対象外となるのはどんな条件でしょうか?
経済産業省、環境省発表の「プラスチック製買物袋有料化ガイドライン」で確認してみましょう。
3ページ目に以下のように記載があります。

以下抜粋して引用:

症例に基づく有料化の対象外となる買物袋
  • プラスチックのフィルムの厚さが50マイクロメートル以上のもの
    必要な表示:フィルムの厚さが50マイクロメートル以上であり、繰り返し使用を推奨する旨の記載若しくは記号
    例)「この袋は厚さ 50μm以上であり、繰り返し使用することが推奨されています」
  • 海洋生分解性プラスチックの配合率が 100%のもの
    必要な表示:海洋生分解性プラスチックの配合率が100%であることが第三者により認定又は認証されたことを示す記載又は記号
  • バイオマス素材の配合率が25%以上のもの
    必要な表示:バイオマス素材の配合率が25%以上であることが第三者により認定又は認証されたことを示す記載又は記号

つまり、50マイクロメートル以上の厚みのある袋か、環境に配慮された上記の素材で作られた袋であれば有料化の対象外のようです。
この場合当てはまるのは、ほとんどの方が「50マイクロメートル以上の厚みのある袋」になると思われます。
今使っているレジ袋の厚みがわからない、という方は袋のパッケージもしくは注文した時の納品書などで厚みを確認してみましょう。
50マイクロメートル=0.05mm以上あれば有料化対象外の条件に当てはまります。
過去に袋の厚みを測る道具を使って、ポリ袋やティッシュなどの厚みを検証した記事があります。よろしければ参考にご覧ください。
参考:ポリ袋の厚み〇〇mmってあるけど、実際どう違うの?厚みを比較検証してみました!

さらに資料を読み進めると6ページ目に有料化対象外の条件として「商品を入れる袋か否か」と記述があります。
有料化の対象は、販売した商品を消費者が持ち運ぶための袋であるため、景品や試供品などサービスの提供に伴って使用される袋は対象外となります。
クリーニング店の場合、提供しているのはクリーニングという「洋服を洗濯する」サービスであり、洋服自体を販売しているわけではありません。
この条件に当てはまるため、クリーニング店の持ち帰り袋は有料化の対象には当てはまらないのです。
先に挙げた厚みや素材の条件を満たしていなくても構いません。
資料内にも、有料化の対象とはならないものの具体例として、「クリーニングの袋」とはっきり明記してあります。
よって、クリーニング店はお持ち帰り用にプラスチック製の袋をお渡ししても、有料化の対象外となるのです。

ただし、地球環境のことを考えると他人事ではいられませんし、いずれはクリーニングの袋も対象に含まれるかもしれません。
義務付けられてはいませんが、クリーニング店もレジ袋の有料化、エコバッグ持参のお願いなどに取り組むことが推奨されています。
既に大手クリーニング店でも、持ち帰り袋有料化の動きが見られます。
レジ袋だけでなく、ハンガーリサイクル(ハンガーの再利用、回収)を行うなど、できることから取り組んでいきたいですね。
レジ袋有料化を機に、今までマイバッグを持っていなかったお客様からの需要も見込めます。再利用して何度も使える便利さから、お持ち帰り袋として不織布バッグの販売、配布をおススメしています!

オリジナル不織布バッグを作ったら

オリジナル不織布バッグが完成したら、お店で販売、配布を始めましょう!
店頭でのオリジナル不織布バッグの販売、配布方法は

  • 1枚数百円で販売
  • スタンプカードがたまった際の特典としてプレゼント

などが考えられます。
一番多いのは1枚あたり数百円で販売する方法です。袋が必要なときにすぐ買ってもらえますしね。
店内に「お持ち帰り袋の販売始めました!」などPOPを貼るのもおススメです。
レジの近くなどわかりやすい場所に掲示しましょう。
常連のお客様へ向けて、スタンプカードサービスをされているお店は、スタンプがいっぱいになったときのプレゼントとして配布するのもいいですね。
不織布バッグに入ったロゴを目にすることで、お店に来ないときも自店を思い出してもらうことが重要です。
オリジナル不織布バッグを使って、クリーニング店の固定客化につなげていきましょう!